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近視の種類
近視にもいくつかの種類があります。ここでは、それぞれの近視の種類について解説します。
近くの物を長時間、見続けると毛様筋が緊張して一時的に近視になる状態になりますが、これを仮性近視といいます。この仮性近視の状態のときに眼鏡などで視力矯正をしてしまうと、かえって視力を悪くして真性近視になる可能性があります。特に、子供の頃は、仮性視力になっても十分に眼を休めることによって視力が回復する場合があります。仮性近視の場合、毛様筋の緊張がなくなれば元の視力に戻りますので、眼をリラックスさせたり なるべく遠くを見るようにして、自然に回復するのを待ちましょう。
勉強や、ゲーム、読書、パソコンなどで、集中して近くを見つめすぎた場合、眼軸の長さは正常でも、水晶体が近くを見つめて厚くなった状態で固定してしまい、遠くの物を見ても、水晶体がピントを合わせることができず、ぼやけて見えてしまいます。これを屈折性近視といいます。角膜と水晶体の屈折力が強すぎるため、網膜上で焦点が合わず、網膜前で焦点があってしまうのです。網膜前で焦点が合う状態が長く続くと、毛様体が強くなりすぎて、緊張がとけず、固まった状態となり、屈折性近視となってしまいます。仮性近視と呼ばれることもあります。
軸性近視とは、眼の屈折力は正常なのですが、眼軸が普通より2、3ミリ程度長い状態になっていることをいいます。眼球が通常より前後に長いため水晶体と網膜との距離が長すぎて網膜の手前でピントがあってしまうのです。軸性近視は、眼球が正常な方と比べて引き伸ばされているため網膜が薄い状態になっており網膜剥離を起こしやすくなります。近視の多くの方がこの軸性近視です。一度この軸性近視になってしまうと視力はなかなか回復せず、ほとんどの人はメガネやコンタクトレンズ、または手術などによる矯正を行います。